生前の財産の整理・処分①有価証券(株、投資信託など)
2022/09/24
積立NISAやiDeCoなどという言葉を
最近よく耳にします。
投資について高校から勉強を
始めようという動きもありますね。
しかし、これまで身近でなかった投資という存在に
戸惑う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
相続で多いのが、
亡くなられたお父様が
株や投資信託などの有価証券
をお持ちのパターンです。
相続人である妻や子ども達は、
どうしたらよいか分からないが、
ひとまず相続手続きをしなければ
という方が多いです。
有価証券の相続手続きを行う場合、
受け取る相続人が証券口座を
開設する必要があります。
お持ちの金融商品によっては、
同じ証券会社(信託銀行)に
口座を開設する必要があります。
売却してお金で貰いたいという方も
いらっしゃると思いますが、
基本的には、「出来ません」。
一旦は相続人に「名義変更」を
しなければならないことがほとんどです。
名義変更の手続きをした後に、
相続人が自分の財産として売却して
お金にしなければなりません。
有価証券の手続きには、
聞き慣れない専門用語や
制度が多々出てきます。
証券会社(または信託銀行)
に提出する書類も煩雑で、
始める前から大きな山が見えており、
ゲンナリとします。
実際に名義変更手続き完了までの時間は、
銀行の解約手続きよりも
多くの時間が必要です。
(ケースによりますが、1ヶ月半~3ヶ月)
この様に有価証券は、
亡くなられた後の手続きが時間もかかり、
大変面倒です。
可能であれば、生前に売却をし、
現金化しておくと
残された相続人であるご家族は、
安心して相続手続きを行うことが
出来るでしょう。
他にも生前に出来ることは多くあります。
家族の負担が少なくなるよう、
終活のひとつとして、
お持ちの有価証券の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
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