人生100年時代 『家族会議』は、お盆をきっかけに!!
2018/07/28
親の収入や財産のこと、また将来のことについて、子供の立場としてはなかなか聞きにくく、また『親とは別々に暮らしている。』『遠方に住んでいる。』といったケースがほとんどで、将来のことや、相続手続きをしていない不動産のことなど、話を切り出すタイミングも難しいものです。
お盆は、久しぶりに親兄弟が揃い、お墓参りをして、近況について話をして、亡くなった人との思い出話をして、家族というものの、ありがたさや在り方について考え、話し合える絶好のタイミングです。
親も子も不安に思っていることについて、お互いに知ってほしいと思っている場合も多く、切り出すことで一気に話が前に進むケースも多いのではないでしょうか。現在の蓄えや収入と支出、体の調子と施設入居となった場合の生活設計、また遺したい財産と渡したい想い。いろいろな手続きや、対策・対応は親がしっかりしているときにしかできないものが、多くあります。
『人生100年時代』は、昨年度の流行語大賞にノミネートされたことを、皆さんはご存知でしょうか。だれもが100歳を迎えることが当たり前になっていく時代。しかし、残念ながら健康で、1人で介護も必要とせずに生活できる年齢は、100歳ではありません。平成ももうすぐ終わりますが、一昔前とは全然違う時代を今、迎えています。出来ること、出来ないことをしっかりと話をして、親も子も安心できるように備えることが大切です。是非、今年のお盆は家族会議で、お互いの気持ちのすりあわせもしっかりして、ご先祖様にも安心してもらいましょう。
文:藤本律夫
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