土葬について
2019/04/02
アメリカやヨーロッパでは、
棺をそのまま埋葬する土葬は一般的ですが、
仏教徒が多い日本では遺体を火葬した上で、
遺骨を墓地に埋蔵あるいは納骨堂に
収蔵するのが一般的です。
日本では土葬が
「墓地、埋葬等に関する法律」(墓埋法)で
禁止されている訳ではないのですが、
衛生上の理由や土地の占有などの問題から
多くの自治体が条例で禁止しているため、
たとえ故人が土葬を希望していたからといって
地元の墓地で土葬を検討することは、
非現実的と言えるでしょう。
実際に、土葬の比率は
火葬の比率に比べて極端に少なく
1%にも達しません。
ただ日本国内で山梨県や高知県の一部地域のように
土葬の風習が残っている場所もあり、
今日でも土葬に関するお客様の色々な相談に
対応している団体もあるようです。
今後、日本で外国人労働者の
受入れを拡大することで、
イスラム教徒やキリスト教徒が
増加することが予測されます。
受け入れる私達には異なる文化や
宗教に対する理解が不可欠ですが、
特に火葬を認めないイスラム教やキリスト教の
埋葬方法についての対応は、
日本全体で早急に考える必要があるように思います。
行政書士法人ライフでは、
墓じまいや納骨に関するご相談も
お受けしていますので、
お気軽にご相談ください。
仏事コーディネーター 三村敏彦
おひとりさま向け、
喪主の代行や納骨のご相談(死後事務委任契約)は
コチラをご参照ください。
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