【3・4・10】
2020/10/19
3・4・10、この数字は何を表しているでしょうか。
相続手続きに深く関係がある数字です。
答えは…
ダカダカダカダカ・ダダン!
相続手続きで覚えておくべき期限です!
それぞれの数字がどの様な手続きの期限であるのか
ご説明いたします。
まず「3」は、相続放棄もしくは限定承認の期限になります。
相続放棄もしくは限定承認する場合、
相続人は3ヶ月以内に家庭裁判所に申述しないといけません。
「相続放棄」とは、亡くなった被相続人のプラスの財産も
マイナスの財産も含めた一切の財産を受け取らないことです。
前のコラムに詳しく書いてありますので、ぜひご覧ください。
「限定承認」とは、相続によって得たプラス財産の限度においてのみ、
亡くなった被相続人のマイナス財産を弁済すべきことを留保して、
相続の承認をすることです。
相続放棄に比べて限定承認する人は圧倒的に少ないです。
次に「4」という数字は、所得税等の準確定申告の期限です。
亡くなった被相続人が確定申告していた場合には、
相続人がその年の1月1日~死亡日までの所得等を計算し、
死亡後4ヶ月以内に申告・納税しなければいけません。
期限を過ぎると、延滞税等がかかってしまいます。
最後の「10」という数字は、相続税申告と納税の期限です。
相続人は10ヶ月以内に申告・納税を行わないといけません。
遺贈や死因贈与にも、相続税が課税されます。
もし、期限内に納める事ができなかった場合、
納付期限の翌日から納付するまでの日数に応じて、
延滞税がかかります。
期限までに書類準備から申告までをするのは、
手間や時間がかかります。
専門家の力を借りて、効率よく手続きを終わらせましょう。
お悩みの方は、ぜひご相談ください!
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