俺の家の話 #2(終)
2021/04/16
3月26日(金)に最終回を迎えた「俺の家の話」
大どんでん返しで、個人的にはかなり心を動かされる最終回でした。
感動の最終回の物語の感想を熱く語りたいところではありますが、
ここはぐっとこらえて、相続に関するコラムを書きたいと思います。
以下、ネタバレを含みます、ご注意ください。
最終回での一コマに、
遺言書を開けたら「無効になってしまう」というセリフがありました。
本当に無効になってしまうのでしょうか?
無効にはなりません。
検認という家庭裁判所での手続きをしないと
遺言書として使用できないというだけです。
しかし、勝手に開封してしまうと、過料が科されます気を付けましょう。
また、ここと同じ場面でもうひとつ、
「どうせこの遺言は無効になるんだし」というセリフがありました。
遺言書の内容として、長男・寿一(長瀬智也さん)に
すべて相続させるというようなものだったのでしょう。
そして、その長男・寿一は、父親の寿三郎(西田敏行さん)より先に亡くなってしまいます。
この場合、寿一はすでに亡くなっているので、
すべて寿一に相続させるとしていた遺言書は無効になってしまいます。
先に寿一が亡くなっていた場合のことを書いておくと良かったでしょう。
皆さんも遺言書を書くとき、見つけたときは注意しましょう。
これで、俺の家の話は終わりとなります。
ありがとうございました。
4月からのドラマも楽しみです。
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