生前の財産の整理・処分①有価証券(株、投資信託など)
2022/09/24
積立NISAやiDeCoなどという言葉を
最近よく耳にします。
投資について高校から勉強を
始めようという動きもありますね。
しかし、これまで身近でなかった投資という存在に
戸惑う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
相続で多いのが、
亡くなられたお父様が
株や投資信託などの有価証券
をお持ちのパターンです。
相続人である妻や子ども達は、
どうしたらよいか分からないが、
ひとまず相続手続きをしなければ
という方が多いです。
![](https://h-life.jp/wp-content/uploads/2022/09/money_kabuken-300x162.png)
有価証券の相続手続きを行う場合、
受け取る相続人が証券口座を
開設する必要があります。
お持ちの金融商品によっては、
同じ証券会社(信託銀行)に
口座を開設する必要があります。
売却してお金で貰いたいという方も
いらっしゃると思いますが、
基本的には、「出来ません」。
一旦は相続人に「名義変更」を
しなければならないことがほとんどです。
名義変更の手続きをした後に、
相続人が自分の財産として売却して
お金にしなければなりません。
![](https://h-life.jp/wp-content/uploads/2022/09/character_money_shihei-300x235.png)
有価証券の手続きには、
聞き慣れない専門用語や
制度が多々出てきます。
証券会社(または信託銀行)
に提出する書類も煩雑で、
始める前から大きな山が見えており、
ゲンナリとします。
実際に名義変更手続き完了までの時間は、
銀行の解約手続きよりも
多くの時間が必要です。
(ケースによりますが、1ヶ月半~3ヶ月)
![](https://h-life.jp/wp-content/uploads/2022/09/tozan_sounan-300x300.png)
この様に有価証券は、
亡くなられた後の手続きが時間もかかり、
大変面倒です。
可能であれば、生前に売却をし、
現金化しておくと
残された相続人であるご家族は、
安心して相続手続きを行うことが
出来るでしょう。
他にも生前に出来ることは多くあります。
家族の負担が少なくなるよう、
終活のひとつとして、
お持ちの有価証券の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
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