相続コラム

遺言書と遺書の違い

相続コラム

2024/07/10

ドラマや本で遺書や遺言書が

登場する場面があります。

登場するシチュエーションは

同じような場面ですが、

何か違いはあるのでしょうか?

明確な違いは、法的に使えるかどうかです。

遺書は法的に有効ではありません。

書き手が残す「お手紙」であるため、

遺書を使用してお手続きをすることはできません。

一方、遺言書は法的に有効な文書です。

遺言者の財産を「誰に・どのように」

相続(遺贈)させるかが

法律で定められた形式で記載されています。

規定の書き方でないと遺言書の内容は、

無効になります。

死後のためにせっかく作成したとしても、

記入方法が誤っている場合、

書き手の想いが届かないことがあります。

特に相続人でない人・団体に

財産をお渡しされたい場合は注意が必要です。

遺言書にもいくつか種類があります。

ぜひ過去のコラム(『公正証書遺言を作りましょう』)をご参照ください。

内容に悩まれた場合は、

専門家に相談してみましょう。

意外と親身に相談にのってくれます。

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