税金の法律ってどう決まる？

「増税」

皆さんが聞きたくない言葉の

ワースト3に入るのではないでしょうか。

では、増税を含めた税金の法律や制度って

どのように決められるかご存じですか？

まず、年末に自民・公明などの与党による

「税制改正大綱」が発表されます。

これが税金に関する改正の方針です。

あくまで改正の方針なのですが、

与党の方針なのでこの通りに改正されることがほとんどです。

2022年の12月に発表された税制改正大綱では、

「新NISA制度」など個人の所得税に関するものや、

スタートアップ企業の法人税に関するもの、

防衛費を賄うための増税や租税措置に関するものなどが発表されました。

相続分野に関しては、「資産課税」分野に記されており、

贈与税や相続税に関する見直しがされました。

政府や与党としては、

高齢世代の資産を次世代へ移転する狙いがあり、

贈与税と相続税を一体化するとの方針が示されています。

これまで相続税対策としてあまり利用されることのなかった

「相続時精算課税制度」についての改正も盛り込まれています。

今後の国会での審議でどのように決まるかも注目です！！

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