宗派によって異なる数珠ついて
2018/06/28
私達は年齢を重ねる毎に親族や知人の葬儀に参列する機会が多くなりますが、
今回は仏式の葬儀なら必ず持参したいお数珠(お念珠)についてお話いたします。
まず、安芸門徒で知られる浄土真宗のお数珠で、男性用は一連が一般的です。
女性用は一連と二連があり、一連が略式、二連が正式となりますので、
ご葬儀の喪主の方は二連のお数珠を持たれると無難です。
浄土真宗以外の浄土宗、真言宗、日蓮宗、曹洞宗、臨済宗については、
男性用、女性用共に珠の数や形状が決まった正式なお数珠があり、
また手の掛け方も宗派によって異なります。
他宗のご葬儀に参列する時でも、自分の宗派のお数珠を持参されても構いません。
お数珠を長く使用していると紐が切れることや房が汚れる事があるので、
紐や房を取り替える事で子や孫の代まで使うことが可能です。
大切なお数珠は湿気や害虫から保護するためにも、
桐箱に保管しておくと良いでしょう。
仏事コーディネーター 三村 敏彦
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