相続コラム

俺の家の話

相続コラム

2021/03/04

俺の家の話

 

現在TBS系列にて毎週金曜夜10時から放送中のドラマ「俺の家の話」を題材にして

遺言と相続について考えてみます。

 

この物語は、西田敏行さんが演じる能楽の人間国宝の観山寿三郎の

介護や相続のお話です。

観山寿三郎は遺産目当てで近づいたヘルパーの志田さくら(戸田恵梨香さん)と

婚約をし、全財産を志田さくらに譲るとの遺言を書いたと言います。

 

さらに、寿三郎は作中で、

「お前ら子供たちにはびた一文俺の遺産はやらない」

と宣言しています。

 

ここで、以下の2つの疑問が生まれます。

 

1.本当に子どもたちはびた一文もらえないのでしょうか。

2.遺産目当ての志田さくらは目的が果たせるのでしょうか。

 

 

1.もらえる

子どもには遺留分というものがあり、

遺産を取得した人に一定の金銭を請求する権利を持っています。

 

 

子どもたちは遺産を取得した志田さくらに遺留分侵害額請求権として

金銭で支払うよう請求することができるのです。

 

 

2.果たされないかもしれない。

以上のように子供たちから遺留分侵害額請求権の請求を受けた場合、

遺留分相当額を金銭で支払わなければなりません。

 

寿三郎の詳しい財産状況は定かではありませんが、

能楽の業界も厳しいらしく、お金はあまりないとのことでした。

 

とすれば、財産のほとんどが自宅の大きな大きな屋敷ということになってしまい、

志田さくらは遺留分相当額を自身の貯金から

支払わないといけなくなるかもしれません。

 

せっかく遺産目当てで婚約をしたのにも関わらず、

金銭的にはマイナスになってしまうかもしれないのです。

 

皆さんも誰か一人に全財産をあげたいとお考えの時は

気を付けましょう。

 

ドラマの今後の展開も目が離せません。

相続のお悩み、無料相談で解消しませんか?

広島の相続・遺言・成年後見・家族信託の専門家集団、行政書士法人ライフは、無料相談実施中

お気軽に無料相談にお越しください!
無料相談の流れ

行政書士法人ライフが選ばれる理由

イメージ無料相談の流れ

1.まずはお電話にて無料相談日時をご予約ください。

2.ご予約の日時にご来所ください。

3.無料面談

4.手続き費用についてお見積の提示

5.ご納得いただいた場合には手続きを開始

お気軽に無料相談にお越しください!
メールでのお問合せ アクセス地図
お気軽に無料相談にお越しください! お気軽に無料相談にお越しください! メールでのお問合せ LINEでのお問合せ アクセス地図

pagetop