みんな持ってる!?「デジタル遺品」とは
2020/07/21
ネコもスマホを持つ時代です。
どの年代においても
「インターネット」という
言葉を知らない、利用したことがない
という人はもはやいないといっても
過言ではないでしょう。
新型コロナウイルスの影響もあり、
テレワークや非対面型ビジネスモデルへの
転換が推し進められている状況で、
インターネットの利用はさらに
拡大していくと思われます。
そんななか、相続においては
「デジタル遺品」という言葉も
徐々に注目を浴びるようになってきました。
「デジタル遺品」とは、
亡くなった方の
パソコンやスマホなどのデジタル機器や、
インターネット上に存在する情報やデータのことです。
具体的には、
インターネット口座や電子マネー、
パソコンに保存されている画像や動画のデータ、
SNSのアカウントやその情報などが
デジタル遺品にあたります。
このデジタル遺品に関しては、
法整備が進んでおらず、
その多くは各社の利用規約に従うことになります。
相続手続や引継ぎができるものもありますが、
相続に関する規定がなかったり、
契約者の死亡により、
契約が終了してしまうというものが
ほとんどです。
さらに、このデジタル遺品の問題点が、
発見されにくいことと、
発見しても内容が確認しにくいということです。
ほとんどのデジタル遺品は
パスワードが設定され、
他人からはアクセスされないようになっています。
これを解除するのは、
簡単ではありません。
簡単に解除できるのであれば、
パスワードの意味がありません。
パソコンやスマホ自体にも
ロックがかけられて
何がどれだけあるのか
まったく見当もつかないということも
珍しいことではないと思います。
これからは「デジタル遺品」の整理や、
家族へ知らせておくことも
大事な終活のひとつかもしれません。
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