施設入居と実家売却
佐伯区にお一人住まいのHさん(80歳)
お子さんは大阪と東京に住んでおられ、よく帰ってきておられるのですが、一人での生活は不安も大きく 子供たちの希望もあり近くに新しくできたサービス付き高齢者専用住宅への入居を申し込まれました。
抱えていた問題
住み慣れた地域に有り、自宅とも近かったので、物を取りに帰ったり、お盆や正月は帰省してくる子供達と、高齢者住宅ではなく、自宅で楽しく過ごしたいと思っていますが、やはり最近 物忘れが多くなってきています。よく来るとは言え 東京、大阪に住んでいる子供たちも、お母さんがいつ認知症となってしまうか不安です。認知症となり自宅へ帰れなくなった時には、子供たちは離れて暮らしているため管理もできないので、実家は売却することにHさんも同意しています。
当社からのご提案
お母さんの幸福な生活確保と、実家の売却を目的とした信託契約を締結。
実家を売却する際は、お母さんがしっかりしておられればお母さんの指示、お母さんが認知症となって指示が出せない状況になっていれば、東京に住む長男がお母さんの代理人として、受託者である長女へ売却の指示を出します。
それにより、受託者である長女さんの責任を軽くすることと、長女さん単独では売却できない内容の信託契約となりました。
Hさんは まだしっかりしておられますが、将来的には自宅を売却した資金も信託財産として、長女さんが管理を行い、施設費用や納税費用の支払いを行っていきます。
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