民事信託と商事信託
2021/02/05投稿
コラム
最近、「家族信託」という言葉を目にすることが多い
と感じることはありませんか?
広島銀行など金融機関でも商品として売り出されています。
様々な所で、「信託」について見ますが、
それぞれの違いはあるのでしょうか?
そもそも、信託という制度は
のために、実現したい目的に従って財産を管理・処分してもらう
財産管理方法” です。
信託はまず「民事信託」と「商事信託」に分けられます。
これらの違いは、受託者が行う財産管理・運用が
営利目的(業として)で行われているかどうかです。
それでは「家族信託」はどちらに分類されるのでしょうか?
「家族信託」は文字通り、信頼関係のある家族間で
契約をするので、「民事信託」に分類されます。
逆に信託銀行など金融機関にある信託商品の多くは
信託銀行や信託会社が受託者を業として行うものになるので、
「商事信託」になります。
信託は成年後見制度と比較すると、
柔軟性のある制度になります。
ご家族関係、財産状況やサービスの内容によって
内容も様々になるので、場合によっては
専門家に相談するのも1つの手です。
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